将棋の話からはじめて恐縮ですが・・・ 先手、羽生四冠、1六歩。後手、藤井竜王、1四歩。 アマチュアが1分もしないで指してしまいそうな端歩のつきあいを、二人で1時間半も考慮してから指している。表面上に指された手が一緒でもアマの手の意味合いとプロのそれとは大きな差があると解説者がお話になっている。 これは、素人のお客様からは同じ畳に見えてても、畳の施工精度を上げるための手間と、和室空間の美しさを演出するための敷き上がりを想定した正確な寸取りがなされ、目に見えないとことの必要部材を付けてよりよい畳の造形を目指して造られた畳と、お客様が関心を持たない、知識がないことをいいことに、目に見えないところは徹底的に部材と手間を省いて大量生産し「 安く、早く、簡単に」造られた畳との違いは、プロの目からはっきり判るのとよく似ています。
材料や腕の良し悪しを判断する能力もない無知に近い状況では、価格だけが唯一の購入基準となってしまい、工務店さんや畳屋さんに価格だけの条件提示であとはお任せということになってしまいます。私見ですが、そんな購入方法は「価値の乏しい畳」を購入してしまうのがオチで、お客様は結局、損をしてしまうと思っています。 材料と腕の良し悪しを判断する材料として提示する情報をもとに良心的な畳屋さんと出会い「かけた代金に見合った畳」をご購入される事を切望しています。 |