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むかしの日本の住宅は木造で、床には畳が敷かれ、ふすまや障子で部屋を仕切っていました。こうした伝統的な住宅は、日本の高温多湿の気候にとても合っていたものなのです。そして、現代は気密性の高い住宅へと変わってきています。しかし、湿度調節ができない化学物質をふくんだ建築部材が多くつかわれるようになりシックハウス症候群にかかる人がでるようになってきました。畳は室内の二酸化炭素(有害)を一酸化炭素(無害)に還元したり、室内に発生する水蒸気(湿度)を40%前後の地点で吸湿したり加湿したりするエアコン作用で室内の湿度環境をより快適なものにしたりしています。また、竹炭を利用しホルムアルデヒド等の有害物質を吸収し無害なものにしてしまう健康を考えた畳も誕生しています。現代の気密性の高い住宅では、畳の価値がどんどん上がってくるものと考えています。しかし、住む人が、湿度・結露・換気・暖房などに全く関心が無かったら、畳に結露・ダニ・カビが発生してしまいます。そこで、住まい方の工夫と畳のお手入れ方法を列挙しましたので是非実践していただき快適に暮らしていただきたいと思います。
◆住まい方の工夫◆
(1)結露・湿度・カビ・ダニの対策
・温湿度計を利用しましょう(室内湿度は50%をめやすに)
・畳の上にカーペットを敷かないようにしましょう
・5月に水回り・風呂場などを掃除してカビ退治をしておきましょう
・室内での洗濯物は干さないようにしましょう
 (風呂場で換気扇をまわしながら、または、除湿機をいれて干しましょう)
・家具と壁面をはなし、家具の下にも空気が入りやすくするためすのこを置来ましょう
・押し入れや納戸の対策は、
 1.週に一度は布団乾燥機の風をいれて乾燥させる。
 2.豆電球を中に取り付け温度を少しあげて相対湿度を下げる。
 3.押し入れ用の除湿機をいれる。
 4.つめこみしすぎず、間隔を開ける。
・外壁に接しているところ特に、北側の外壁に面している壁や、2面が外壁に面している
 ところの隅の部分が 結露をおこしやすい所なので家具などは置かず監視しやすくして
 おきましょう
・風呂場の対策は、
 1.入浴後は窓を開け、換気扇をまわしましょう
 (換気扇だけで換気をする場合には、翌朝まで稼動させましょう)
  乾いたタオルで水滴をふきとると効果的です
 2.こまめに蓋をしましょう
 3.入浴後はカビの栄養となるアカなどを洗い流しましょう。
・トイレのロータンクの結露に気を付けましょう
・台所の対策は、
 1.調理や洗い物をするときは換気扇をまわしましょう
 2.調理後は掃除してゴミや水分を残さないようにしましょう
 3.三角コーナーの水はよくきりましょう
・エアコンのフィルターは定期的に掃除しましょう
・アルミサッシについた結露はこまめにふきとりましょう
・洗濯機は専用のカビ取り剤で定期的にそうじをしましょう
・タオルかけの腕を長くして、タオルの裏面と壁の隙間を開けましょう。
 また、壁側の水分を拭き取りやすくしましょう
(2)換気
・窓を2ヶ所以上(相対する位置、できれば北と南)開けて、空気の入り口と出口を作る
 (15cmぐらい開ける)また、扇風機を外にむけて室内に新しい空気をより早くするの
 も良い方法です。
・家具は、空気の流れをジャマしないように配置しましょう
・富山では、夏の日中はあいの風と呼ばれる北風がふくので、この北風を積極的に室内に取り入れましょう
・縁の下の換気口のまえに植木鉢などの水分をふくむものを置かないようにしましょう
・床下が湿気やすいところに立地している住宅は、床下換気扇を設置しましょう
 お薦めは、ナショナルの除湿と 換気を温度にあわせて自動できりかえ運転するユカシタ
 ドライDS−K3−C(125,000円)です。
(3)冬の暖房と加湿
・ストーブなどで暖房する場合、室内の温度むらに注意しましょう
・湿度むらをなくすために扇風機を 天井方向にむけて暖気を効果的に循環対流させましょう
・加湿機を使うときは、湿度が50%くらいになったら止めましょう
・加湿機の水は毎日取換え、タンクも定期的に掃除するようにしましょう。
 そうしないと水やタンクにカビが生えたり、細菌が増えてしまうことがあります。
・床下等に暖気を入れ、家全体に循環して暖めるタイプの家ではあまり暖め過ぎないように
 注意しましょう。 できれば補助の暖房手段で補うつもりぐらいが調度よいです。
 暖め過ぎは、木材の狂い(ひよったり、痩せたり)が生じいろいろな不都合がでてきます。


◆畳のお手入れ方法◆
(1)梅雨時の畳のジメジメに困らない方法 (2)掃除機の上手なかけ方
(3)畳みをきれいに保つ拭き方 (4)ヘリをきれいに保つ拭き方
(5)新畳の扱い方 (6)タバコの灰を畳にこぼしたら・・・
(7)チューインガムが畳についたら・・・ (8)畳のカビ(ダニ)の処理方法
(9)家具の重みなどでできたへこみの直し方 (10)畳にできたタバコの焼け焦げを修復
(11)お部屋の模様替えなどで畳を傷つけない方法 (12)畳のシミや汚れの処理方法

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陰干しなどで畳を外へ出すときは、床の裏には配列の番号を、外側のヘリには△印、内側には○印を書こう。
まだまだあります。畳の雑学ネタ→ 良い畳表の見分け方 維持費の節約